世界の呼吸

世界は実はもっと日々オーケストラかもしれない。

まだ命が無機物と有機物だった時
そう信じていた時

世界は限定的で
無機物は無機物で物だった。
何も音がしなかった。

像は像であり
人形は人形でしかなく
何も感じなかった。

多分、これは多くの一般的感覚だと思う。


それが
自分の中に流れるプラーナの流れを繊細に感じられるようになってから
世界を見ると

空気に水に火に地に
目に映るものに
息吹きを感じ取れるようになり

世界は自分が思うより多くの命で構成されている事が分かった。
世界の息吹きを感じられるようになった。

とても優しくて楽しい音。軽い音。

世界は自分が思うより
優しくて

呼吸をする度に嬉しくて
朝目が覚めるだけで幸せで

湧き出て来る感謝の気持ちに
これが生きているだけで祈りになるという事なのだと
実感した。

何かを達成したり
良い事があったり
日々の小さなラッキーのどれより
満たされ、幸福感を感じられた。

そんな日が何日も続いた後に
日々の忙しさに巻き込まれるようにして
また遠ざかり

あの感覚、状態に戻りたくて
手繰り寄せて色々やってみた。

瞑想でもなく
呼吸法でもなく

自分にとってはプラーナ管を意識して常に感じられる状態なのが
良いみたい。

自分の体は楽器。
体の細部の音に耳を傾けて
調整して

世界の素敵なオーケストラに自分を加えていくようにする。


そう言えば幸せな気持ちの時の体の音を
奏でるワークもあったし
やってみた。

私の世界。
愛するべき世界。

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